カテゴリー「旅日記:ドイツ」の記事

気まぐれひとり旅~ Lüneburg編

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娘はBerlin修学旅行。
そして、夫はBrussels出張。

...ってなわけで、私はひとりぼっちのお家。

静かぁ

広いぃ

一日が長いぃ

さみしい(。・_・`。)

こうなったら恒例のおひとり様旅行に繰り出さないわけには行きません♪

年会費を払い続けて更新4年経過の“DB50カード(ドイツバーンカード50)”を所持しているので、お安くお得にドイツ新幹線に乗って2泊3日の旅行を楽しみます。

今回はFrankfurtからIC(ICEだと30分時間短縮ですが、乗り換えがありお値段も€10高くなるのでやめました。)で4時間の距離の徳島県鳴門市の姉妹都市『 Luneburg/リューネブルク』に向かいました。

街の中を散策~。

リューネブルクは第2次大戦の最中でも戦火を免れた街だそうで、そのままの景観が残り、ガシットした木組みの家とは異なり、ドイツ中世の香りがほんのりと漂っていました。

それは美しくって、古い切妻屋根の家は芸術的で、絵本の世界に迷い込んだようです。

地図を片手に歩き、立ち止まって地図を眺めていると、誰か彼か声をかけてくれます。そしてとてもわりやすく親切に道案内をしてくれました。

皆さんどうもお世話になりました~♬

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グリム童話街道を歩こう~  Hameln編

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フランクフルトから車で走ること、およそ3時間~

ドイツ北西のニーダーザクセン州にある小さな町で、グリム童話の代表作でもある“der rattenfänger von hameln/ハーメルンの笛吹き男”のモデルとなった『Hameln/ハーメルン』を歩きます~shoe

グリム童話に綴られている物語は、グリム兄弟がその土地に住む人たちの間で語り伝えられているお話や、作家たちが民話として記録していたものをを集約し『グリム童話』として書き上げたものです~

最大級の児童集団失踪事件~ book

1284年の6月26日の実際に起こった出来事・・・

小さなハーメルンの町で「突然130人もの子供が、一夜のうちに忽然と消えてしまった・・・」という、実際の出来事が語り継がれ、グリム童話にも書き記され、世界中に今も伝えられています。

そして『奇妙な集団失踪事件』はハーメルン市公式文書に、当時記録として残されているそうです。

グリム童話のハーメルンの笛吹き男~ book

ドイツ中にネズミが大量発生していたころ・・・

ハーメルンの小さな町でもネズミだらけ。

町の住人達はネズミの被害で悩まされていました~。

猫を集め、ネズミを襲うようにけしかけますが、

ネズミに猫が襲われる始末!

市長や町の有力者達はネズミ駆除に懸賞金を掛けます。

・・・・・・・

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そこに現れた、奇妙な格好の一人の旅の男・・・

「ネズミを自分は追い出すことが出来る」と言いますが

誰もその男の言うことを信用しない・・・

男は「ネズミを追い出したら謝礼をもらう!」と言い出し

市長らはそれを受け入れ、約束をした・・・

・・・・・・・
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男は町中のネズミを呼び集め、男の吹く笛の音色に

ネズミたちは誘導されるように、彼の後をついて行き

町の外れを流れる「ヴェーザー川」まで、たどり着くと

男は川のほとりに立ち止まり、再び笛を吹き始めました。

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すると、自ら進んでネズミたちは川に引き込まれるように

入って行き、一匹も残らずにすべて溺れ死んでしまった。

~ハーメルンの町はネズミの被害から救われました。

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男が町へ戻ると、市長たちは通りすがりの旅人の男に

謝礼を払うのが惜しくなってしまい、お礼どころか罵声を

浴びせ、町から追い出してしまいました。

・・・・・・・

町の人たちに激怒した男はこう言い残し町を去ります・・・

「お前たちの大切なものを、必ずいただくからな!」

「約束は必ず、守ってもらうぞ!」

・・・・・・・

男が町から去り、謝礼もいらずネズミ退治も無事に出来て

大喜びの町の人たちでしたが・・・

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6月26日にネズミ退治の男が再びハーメルンの町に現れ、

冷たい表情をして、ネズミ退治の時と同様に笛を吹きながら

町の路地を歩きました。

・・・・・・・

男の笛の音に、まるで催眠術を掛けられたように家の中から

子供たちが出て来て、男の後を何処知れずついて行きました。

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そして、4歳以上の男の子も女の子も合わせて130人もの

子供たちは男の笛の音に合わせ踊り、忽然と町から消えて

居なくなってしまいました~

・・・・・・・

目の見えない子供と、耳の聞こえない子供はみんなについて

行くことが出来ず、無事でいました。

・・・・・・・

子供たちが居なくなったことに気付き、残された人たちで町中を

必死で探しましたが、忽然と消えてしまった子供たちは親もとへ

二度と戻ってくることはなかったのです。

・・・・・・・

町をぐるっとお散歩~ shoe

町の中央広場では、夏の時期限定で日曜日と水曜日に『ハーメルンの笛吹き男』の劇を披露してくれ、この日念願の劇を観ることが出来ました♬ それにしても日本人観光客の多さ!観劇会場には日本語が響いていました。何故か集団になるとマナーが一層悪くなりますが、限られた席です!お尻が小さいはずなので、席は譲り合って座りましょうねっ、劇の最中はおしゃべりのボリュームも下げませんか?オバサン達wink

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ハーメルンの裏路地を歩くと、足元にはこんなかわいい道案内があります。ペイントされたネズミ君はたくさんの観光客の案内をして疲れ果てたのか、原形を留めないペイント状況のものもありますが・・・

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そして、歩き疲れ小腹が空き立ち寄ったレストラン~

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店内は可愛らしいテーブルクロスの敷かれたテーブル席で、木組みの家が町の歴史の深さを表しているようです。

そして、頭上を見上げると・・・

可愛らしい従業員がこちらを見ています~

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パン・ケーキ専門の看板を掲げているレストランなので注文はやはりパン・ケーキで!でも、ホットケーキのように分厚くなく、ホットケーキの生地をクレープのように薄く焼いたものにトッピングしている料理でした。

娘と夫は「おやつ感覚」。私は「しっかりランチ」。

久し振りのプチ旅行を楽しみました~

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歩いて超える国境の街~Görlitz

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ポーランドから帰宅の途中~。ドイツとポーランドの国境の街  ニーダーザクセン州の『Görlitz(ゲルリッツ)』に立ち寄りました。

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街の歴史~book

街を開拓する際に「土地を焼いて開拓した」事から、この街の名前は『Görlitz(ゲルリッツ)』と呼ばれるようになりました。

ゲルリッツの街は第2次世界大戦前までナイセ川の両岸に栄えた街で、かつては塩や麻の取引で栄えた街でもあります。

第2次世界大戦でドイツが敗北する直前に、街を縦流するナイセ川にかかる橋のすべてが爆破されました。そして戦後に『ドイツ連邦共和国』と『ポーランド共和国』との国境線がナイセ川を挟んでひかれ、ナイセ川東岸をポーランド『Zgorzelec(ズゴジェレツ)』にそして西岸を旧東ドイツ『Görlitz(ゲルリッツ)』とされ、然程遠い昔でない頃まで、国境検問も行われていたそうです。

今はそれぞれ呼び名の違う2つの街ですが、その昔は一つの街だったんですね~。

街中を散策~shoe

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ゲルリッツ旧市街地の石畳の道の両脇に並ぶ「パステル・カラー」の建物を見ながら、ひたすら炎天下の中を歩きます~。

途中にある「ビール風呂に入浴中のおじちゃん像」に思わず笑いが込みあげます。

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ゲルリッツ塔と要塞。

要塞は今は文化史博物館として利用されているとか・・・

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橋の上から背後を振り返ると、ドイツ側には聖ペテロ・パウロ教会が望めます。

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橋をゆっくり歩いて渡り「国境越え~

只今ポーランド・ズゴジェレツの街の川沿いでは、新しい住宅の建築が進んでいました。
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橋(国境)を挟んで~

左手はドイツ側のカフェ・右手はポーランド側カフェcafe

カフェがお互いにエールを送りながら現役で頑張っています!

ですが・・・

ポーランド側のカフェの方がお値段は~ですねっ

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お年寄りたちが木陰のベンチで「おしゃべり」を楽しんでいます。平和で長閑な時を感じさせてくれる一場面です。

旅の反省会

翌週に中間試験を控えているにも拘らず、のんびり旅行を楽しんでしまいました。且つ、娘は焦ってる様子もなく(余裕?)「怒っても成績が上がる訳ではない!」って、子供のころに勝手につくった語録を「未だ」母となっても掲げている私・・・特に今回は旅行に振り回した張本人なので、どんな結果が起ころうとも「笑顔」で、戻ってきた解答用紙に穴が空くまで熟視したのは、言うまでもありませんでしたが・・・。

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母娘ちんたら旅~Dresden編 Ⅳ (英雄色を好む!)

4月4日(Mittwoch)

フランクフルトより寒い!ドレスデンの朝。

一枚多目に着こんで、街中散策にお出かけです。

君主の行列~camera

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ドレスデンに来たなら「これ」をみないわけには!

“Der Fürstenzug”は、この地方で有名な陶器メーカー『マイセン磁器』のタイルに、1123年~1904年までの『ザクセン君主の騎馬像』そして当時活躍していた『芸術家』など、総勢93名が2万5000枚ものタイルを使って描かれています~

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この壁画は1945年に起こった「ドレスデン空爆」の戦災を、奇跡的に逃れることが出来た世界的に貴重な財産なのです♬

写真左下に注目!

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彼の名は『アウグスト強王(ザクセン選帝候フリードリヒ・アウグスト1世)』

彼は生まれ落ちてから「ライオンの乳を飲んで育った」と云われていて、その為に人並み外れた怪力の持ち主だったとか・・・。

彼の武勇伝?には「馬の蹄鉄をも素手で折る」とまで言われています。

そして更には、彼の実子はその数・・・

360人と・・・

彼は本当に人間だったのでしょうか?

ギネスものですね・・・

『英雄、色を好む』

好み過ぎ!

校外学習の子供たち~camera

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君主の行列の壁画を過ぎた広場で、何やら面白いことが行われていました。

校外学習に来ていた中学生くらいの子供たちが、西洋コスチュームに身を包んだ男女に何やら指導を受けていました。

近づいてみると、短剣の使い方指導!

一人の男の子を餌食にして突きまわして指導するのは「コント」みたい~

カタカナなんだか変~camera

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このお店の名前が『ERDGESCHOSS』だから・・・

「エルドゲショッス」って書きたかったんだろうな・・・

書き直してあげたい衝動にかられます・・・

さーて!ドレスデン美術館へ絵画鑑賞に行ってきますshoe

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母娘ちんたら旅~Dresden編 Ⅲ (煤けた色の街)

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エルベ川の水路を利用した「商業都市」として発展した『Dresdsn(ドレスデン)』。そのエルベ川を挟んで旧市街と新市街に分かれています。この街の観光スポットは旧市街に集中していますが、その大半は第二次世界大戦の空爆で壊滅状態となりました。

第二次世界大戦中・戦後のドレスデン~foot

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第二次世界大戦・独ソ戦中のドレスデンは、ソビエト連邦の占領域だったので、第二次世界大戦後もソビエト連邦支配が続き『ドイツ民主共和国(東ドイツ領)』となりました。

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Ewgermany_map_2そしてドイツの首都ベルリンでは、ベルリンの街を東と西に「ベルリンの壁」によって分断された歴史があります~。

Myブログ『ベルリン編』で綴っています~↓

http://schokola-001.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/berlin-c6f1.html

1990年に「東西ドイツの統合」が実現され、旧東ドイツとされていた各町では歴史的な建物などの再建が進められていきます。ですが、やはり経済状況が思わしくないこと、旧西ドイツの人たちは旧東ドイツの再建のために、たくさんの税金を使うことをあまり快く思わなかったこともあり、再建にはかなりの時間が費やされることとなったようです。

ドレスデンの旧市街地の空爆で破壊され、廃墟となっていた『王妃宮殿』は『高級ホテル』に~。

そして・・・

ドレスデンのシンボル『聖母教会』~foot

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ドイツ最大のプロテスタント教会として、およそ17年もの歳月をかけて建てられますが、空襲によって「一瞬のうち」に瓦礫の屑・・・になってしまったのです。そして戦後長い間、瓦礫状態のままの放置されていた聖母教会の再建には、182億円とも云われる世界中からの寄付によって修復され、7年前の2005年10月に修復が完了しました。

瓦礫の中から掘り出した「元々の聖母教会の部材」をコンピューターで出来る限り、元の位置に組み込み、全く使えない部材は新しいものを使い『ジグソー・パズル』のようにして地道に再現していったとか・・・。

旅日記~shoe

エルベ川沿いを娘とお散歩♬

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詩人アンデルセンが称賛した街並。さらには文豪ゲーテさんはドレスデンを“エルベ川のフィレンツェ”と称えていますが・・・まだ一度もフィレンツェには行ったことがないので解りませんが「是非、見比べてみたい!」

それにしても、この街の建物は再建されたとは云え、空襲の被害を免れて残た建物のせいか「煤けて真っ黒」な建物も目につきます。歴史深く壮麗な建物の数々なのですが、なんとなく風景が物悲しく感じます・・・夕焼けのせいなのかも?

足元を「フッ」と見下ろすと、ちょっとびっくり!

何に見えますか?

大きさは20㎝ってところでしょうか・・・?

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「トンボ?」

それとも

「蜂」

でも・・・かなり大きい・・・

「死んでる?」

「動いたら刺されるかも?」

などと、娘と警戒中!

警戒中に付き体を動かさないで、カメラを「ズーーーーーム」

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「凝視!」

・・・・・・・・・・・・・・・

「謎」の巨大昆虫の

その正体は・・・

折れた「枝」でした~

それにしても、よく出来てる~。

「ん?出来てる?」

何故だかこの後「観光」が、何時の間にやら「面白物体探し」に転じてました・・・。

これぞ、まさしく!!

「ちんたら旅」

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母娘ちんたら旅~Dresden編 Ⅱ (悲しく美しい街)

Frankfurt Hbf からおよそ4時間30分の列車移動も終わり、Dresdenに到着~

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今回旅行先の『Dresden(ドレスデン)』は2度目の訪問。ドイツに来たばかりの春(4年前)に家族で(当時、小学4年生の娘)来ましたが、娘は芸術にも観光自体にも興味がほとんどなく「ざっくり観光」でしたが、そんな娘も「美術鑑賞」にも随分興味を持ち、大好きな歴史の授業で「東西ドイツの歴史」も勉強済みなので、今回の旅は奥深いものになりそうです~。

ですが、ドイツの旅行本はとても分厚いのですが「ドレスデンは2~3ページほど」しか記載がなく、あまり観光情報が集まりません。なので地図を頼りに、足で観光を試みることに~。

Dresden(ドレスデン)の紹介~pencil

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ドイツの東端に位置するドレスデンは、その昔は『百塔の都』とも呼ばれ、エルベ川の水路を利用した「商業都市」として発展しました。そして16世紀以降は「ザクセン王国の首都」してさらに繁栄したそうです。

音楽と美術の街~pencil

随分昔からザクセン侯宮廷の傾向を反映して、ドレスデンではイタリア音楽の影響を受けてきました。フリードリヒ・アウグスト3世(1750年~1827年)がザクセン侯の時代に、ザクセン公国の宮廷をモーツァルトは訪問し、初回公演をこの地でおこなったとか・・・

ザクセン侯は絵画芸術をこよなく愛し、生前多くの美術コレクションを集めました。彼の集めた絵画たちは、ツヴィンガー宮殿内の『ドレスデン美術館』で展示されています。ここではヨーロッパを代表する多くの画家の膨大な数の作品が公開されています。絵画はもちろん素晴らしいですが「統一感のある額縁」も一際目を引きます~。今回は1日かけてすべての絵画を見て回りたいものです♬

戦争の傷跡~pencil

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1945年の「連合軍による空爆」によって、3万5千人とも13万5千人ともいわれる、多くの人の命を奪ったのです。そしてドレスデンの旧市街は「ほぼ壊滅状態」となってしまいます。

2007年に公開された、第二次大戦末期に起こった「ドレスデン大空襲」の中でさまよい、引き裂かれる家族と恋人たちの物語~映画『ドレスデン・運命の日』の公式サイトです↓ http://www.albatros-film.com/movie/dresden/main.html

こんな悲しい歴史の上に、この美しい街は蘇ったのですね・・・

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旅日記~shoe

中央駅を出ると電車通りがあり、その先は近代的な街並みが「ずーっと」続きます。

「これがドレスデン?」

「前来た時、こんなんあったっけ?」

以前は車で「ビューン」と来たので、観光地に「ポンッ」と降りて「サッサ~っ」と見ただけだったので、覚えてなくて当然かもぉ?

2人×3泊4日分の着替えが入っているスーツケースを「ガラガラ・・・」引きずって「ホテルまでの道、あってるのかな?」「一体どこまで歩けば?」と、わかりづらい・不親切な地図を時々開きながら歩きます。

「ドぉ~デモいいことだけど、石畳の道を滑車の付いているスーツケースを引っ張って歩くと「手のひら」が何故か痒くなるのはナゼ(?_?)」

「・・・・・・」

途中、今ドイツで流行りの「タピオカ・ドリンク」のお店を見つけた娘、瞳は輝いていました。誘惑の多い通りを歩くこと15分~。何とか無事にホテルに到着!

荷物を置いて一休みして

街中散策に出かけましょう~

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母娘ちんたら旅~Dresden編 Ⅰ (雨降って泥だらけ)

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娘の学校の春休みは「およそ1か月~」でも、毎年この時期に夫は愛妻と愛娘をのこして長期出張に出かけるのです!

春休みは学校から出題される「休み中の宿題」も無くって、の~んびり過ごせる唯一の休みなのに!

毎年毎年毎年毎年毎年 まいとし<(`^´)>

日本にいるころより「母子家庭生活」が多く、病気になってもトラブルがあっても「言葉の壁」に立ち向かい、舌打ちされても罵倒されても乗り越えて「悪戦苦闘」しなくちゃいけないここでの生活。そんな訳で、私の性格は一層磨きをかけた「激しく強い」恐ろしい女房になってしまったんですねぇ~。

ここで憤慨ついでに5年前の今頃・・・。初めてドイツにやって来て時差ぼけもまだ冷めない頃、船便もついて引っ越し荷物が部屋の中に散乱しているのに・・・夫は来て間もない私と娘、そして山積みの片付いていない荷物を置き去りにして、1週間も出張に出かけたんです!

しかも、ドイツに着いた日に「明々後日から出張だ~」って!

「ハメおったなオヌシ!」

「そんなんだったら、出張から帰ったころ帯同すればいいのに!」

「一生呪ってやる!」

「一生言い続けてやる!」

私・・・結構執念深い性格なので~

さてさて、愚痴はこの位にして・・・

4月3日(Dienstag)

「と」言う訳で~

この時期恒例となった「母娘2人旅」に今回は“Dresden”に仲良く出かけてきました。

交通手段はドイツ鉄道の“ICE”を利用。

3年前に『DB(ドイチェ・バーン)カード50』に入会して、結構使いまくっています!14歳未満の子供だと無料でICEを利用でき、しかもポイントがたまると物凄く「お得!」

だけど・・・毎年(入会した月)自動更新なので、退会したい場合は早めに「手紙で退会願い」を送って通知しないといけないので、その事を忘れないようにしなくっちゃ~。

DB(ドイチェ・バーン)についてのHPはこちら↓

http://www.bahn.de/p/view/index.shtml

チケット購入~cherryblossom

何時もならICE列車予約はホームページから行いますが、この時はFrankfurt 中央駅の「DB窓口予約」をしてしまいました。

これが私にとって最悪な結果に!

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窓口で順調にチケットを購入した♪と思っていたら・・・

往路 ⇒ 4月3日 09:20 Frankfurt Hbf → Dresden Hbf

帰路 ⇒ 4月3日 15:53 Dresden Hbf  →  Frankfurt Hbf

「んムッ?????」

Dresdenに滞在時間は「僅か1時間50分ほど」

謝らないドイツ人もといドイツで働く人~cherryblossom

「何たることだ!」

再びDB窓口に「整理券」を取って待ち、座席指定のチケットの変更を願い出る~

すると思った通り、担当者は違う人・・・仕方がないのでドイツ語を駆使して現状を伝える!

窓口の女性:「どうしたい?」「日にち変えるの?」

         「じゃあ!何時がいいの?」

私は「わざわざDresdenに旅行をするのに、2時間ほどで戻る人はいないでしょう~?普通でも判る筈だ!」と、この女性に言っても仕方がないことを承知だけど、とりあえず言ってみましたが・・・

窓口の女性:「私は関係ない」「私が発行したわけじゃない」

やっぱりそう来たか・・・

窓口の女性:「€8ね!」

やっぱりお金も取るんだ「フ~ンっ」・・・

その側で私と窓口の女性のやり取りを見ていた娘は「何でDBの人が間違えたのに、お金払わんとイケンの?」と・・・

日本だと「絶対に有り得ない」のかもしれないけど、これがドイツ流なんだ!

日本だったら、自分に落ち度がなくても同じ場所で働く人の失敗も「謝る」けど、ドイツの人(ドイツで働く人)は「絶対に謝らない!」明らかに自分がミスしていても「謝らない」

“Entschuldigung(エントシュルディグゥン)”って、可愛らしい響きなのに~♬

車両が無い~cherryblossom

気を取り直して・・・

列車内で食べる朝食を購入し、列車を待つ~

日本のように親切に表示があるわけでもなく、この日は列車表示案内も故障中のよう!?各ホームに掲示されている『時刻表』と『車両表示』を確認すると・・・

「無い!」

無い無い無い無い無い!

私たちが乗る「座席指定している車両が無い!」

Wagen37は火曜日に発車する車両には「存在しない!」

無事に列車出発~cherryblossom

車内での『座席指定席状況』は、座席上に「Frank~Dresd」という具合に電子表示されているので、それで確認して空いている所に座ります。

この日は平日なので車内はがら空き状態。

「こんなんだったらわざわざ€8出して、指定席を取らんでもよかったね~。」と娘がつぶやくんです。しかも、存在しなかった車両に€8も出したのに・・・

以前、夫がベルギー出張中に「パソコン・バック掏り事件」があったので、荷物管理には充分に注意を払いましょう!

4人対面のテーブル席を確保して~ゆったり座りましょう!

検札員さんに愚痴る~cherryblossom

Frankfurt Hbfを出発後少しして検札員さんが回って来た。

あふれる笑顔と、通路を横になっても「お腹まわり」が座席に引っ掛かる姿に好感が持てるわぁ~。

その時には、必ず乗車券とバーン・カードを提示します。(正規料金で乗車の場合は、バーン・カードはもちろん不要です。)

その時、何だか私の心はまだ熱く、これまでの幾つかの「恨み辛み・・・は」消えなくって、検札員さんに「Wagen37で指定を取ってくれたんだけど、Wagen37が存在しないんですが・・・」と言ってみました。

検札員さん:「そうだったんだ~でも座れてよかったねっ♬」 

私&娘     : 「・・・」目がテン(・・?

頬は引き攣りでも口角が片方だけ歪んで上がる~

ただ・・・笑うしかなかった・・・

これから始まる3泊4日の『Dresden旅行』では、どんなことが起こるんだろう?

「雨降って地固まる」

「今は泥だらけ・・・」

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絵本の街~Wernigerode

12月26日(月曜日)

「旧東西ドイツ国境」に跨る『Brocken/ブロッケン山』の麓には、古い家並みのそれは色鮮やかで綺麗な木組みの家が残されている『Wernigerode/ヴェルニゲローデ』の街があります。

街の入口から見える山の頂には『Schloß Wernigerode/ヴェルニゲローデ城』が街を見下ろしています。標高350mの山頂に建てられた城は初代ヴェルニゲローデの公爵が1110年から10年の歳月をかけ居城として建てました。その後所有者が何度か変わったり、神聖ローマ帝国を舞台とした「三十年戦争」で荒廃したり!といった変遷を経て、1858年に当時のオットー・トルベルク・ヴェルニゲローデ伯爵の手により改築され、現在の形として残されています。

・・・とは言っても下から見上げただけで、この城まで行ったわけではありませんが。

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「ヴァルプルギスの夜」という伝説の4月30日の夜。ハルツ山地の最高峰ブロッケン山で「魔女たちが冬の終わりを祝って悪魔と饗宴を催す」という伝説が語り継がれているのがわかるくらい、写真撮影をする時「いきなり真っ黒な雲が!」

まるで「眠り姫」が魔女に魔法をかけられた瞬間みたいにnight

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この街に集まる観光客の楽しみのひとつに「SL列車旅」があります。

「がっ」。SL列車旅を楽しむなら暖かい季節に再び~

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ヴェルニゲローデ駅からはハルツ地方を走る「SL列車旅」の出発駅でもあり、またブロッケン山行きの蒸気機関車が引く狭軌鉄道が長い時間遮断機を降ろしてゆっくりと汽笛を鳴らしながら通り抜けていきます。

夫:「機関車が来るぞ~走レ!」

私:「ブーツ履いとるけ走れん。」

気持ちは走ってたけど、後ろで誰かが引っ張ってるみたいに差ほど前に進んでない!結局「SL列車」はカメラを構えたときにはカーブを曲がるところで・・・

私:「キョエッ~((((;゚Д゚))))」

後で映像を確認していた夫が一言。

夫:「何だぁ。撮れてないんだぁ~」

私:「今度シバイたるわ~ヽ(`Д´)ノ」虚しくも心の声しか発せられなかった・・・

貴方が楽させてくれている御陰で、コレっぽっちの距離も走れなくなってしまいました~sweat01

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馬車。Bimmelbahn(ビンメルバーン)。Schlossbahn(シュロスバーン)。といった観光の足も幾つかあり、観光の時間と足の状況にあわせてチョイスするのもいいかも~。次回来る時にはヴェルニゲローデ城にも足を伸ばしたいので、「カッコンカッコン」と馬車で~

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東西にドイツが分断されていた時代にはヴェルニゲローデは「東ドイツ」であったため、政治・経済状況も芳しくなかった東ドイツ時代。1990年ドイツの再統一時分、旧東ドイツのどの街の歴史ある建物は荒れ果てた状態でしたが、この街の市庁舎周辺の家々は比較的保存状態もよかったと言われています。

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マルクト広場の建物は「絵本の中」に出てきそうな街みたいにとっても可愛いらしいです~

一番目を惹かれるのが広場のアイドル?「トンガリ帽子を左右にかぶった屋根(エルカー塔)」の『Rathaus/市庁舎』です。

この建物は1492年~1497年に建てられ、裁判所・結婚式場・娯楽施設として利用されていたそうです。残念なことに1543年に全焼してしまいますが、1544年には早くも再建されました。

窓を開けて可愛い女の子が「ひょっこり」顔を出しそうな~

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市庁舎の外壁には木彫りの装飾が施されていれ、なんともユニークな♫

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マルクト広場にはカフェが並び、寒い季節でもテラス席でカプチーノを飲む人でいっぱい~

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『Breite Strasse/ブライテ通(巾の広い通り)』は、この街のメイン・ストリートで木組みの建物がブティックや携帯電話販売店だったり~と、新旧入り交じっていて不思議な雰囲気。

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私を置いて娘と「タッタカタッタカ」歩いていく夫が立ち止まり私を待ってくれているのかと思えば・・・

娘:「お父さんがカメラ盗まれて持っとらんから、写真撮って欲しんだって~ぇ」

私:「何ねぇ。待ってくれとるんやなかったん~」

それでも優しい私は、夫の趣味の一枚を撮影することに。

「後で写真が欲しい。」と言ってたけど、その後何にも言ってこないねぇ~きっと忘れてるのかもぉ?

この車、確か「ダンボールで造られている車・・・sign02」 とか何とか言ってたような?「サラーッ」と聞き流してたから「ふーん」って感じでしたが、そんなのありえるのかな?ひょっとして聞き違い?

でも見るからに古そうな車。現役で今だに走ってる車なんでしょうね~ヴェルニゲローデの街の雰囲気に似合った車にも思えます。

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ユニークな像~Bad Harzburg

ハルツ地方観光の旅の宿は『Bad Harzbug』の街のホテルでした。

この街は1569年から続く古い温泉街で、天然ミネラル(塩泉)のスパがあり、温泉好きの私たちはクリスマス・スパを体験し、久しぶりに「グッスリ」と睡眠sleepy

クリスマスプレゼント~

娘の枕元にはサンタさんからの贈り物が~。プレゼントの包に気がついてる様子だけど、小っ恥ずかしそうな表情をしてプレゼントを触るわけでもなく・・・気付かない振りをしているようにも~。

私:「あれ~ぇ。何か枕元にあるやん?!」

娘:「ンん!お願いせんやったのに来たね~(笑)」

私:「遠慮せんで開けてみたら?」

娘:「いいのぉ?」

と、言いながらリボンの結び目をゆっくり外し、包を破らないように丁寧に開けて・・・信じる心があれば、サンタさんはいつでもやってくるはずだよ~present

そんなこんなで気持ちよく目覚めたチェックアウトの日、朝の長い日課(お勤め中)の夫を残し、娘と2人で朝の街を「ぶらぶら」と散歩しに出掛けます~

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ホテルを出てすぐの広場には、ロバに乗った娘さんの像が。

この街に湯治で訪れた、どこかのお嬢さんなのかもしれませんね~

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2011年クリスマスの夜~

ホテルのレストランで食事を・・・と・・・聞いてみたところ「予約でいっぱい」との返事。仕方なく「駄目モトで外のレストランを探すか?」「持ってきたカップラーメンが活躍するのか?」

「クリスマスの夜にカップラーメンは悲しいよね~」

・・・てなわけで外へ。

最初に発見して飛び込んだレストランが・・・

メニューはどこにでもあるドイツ料理でしたが、お店の方の対応がとても感じ良く、家族3人で飲んで喋って笑って~楽しいクリスマスの夜となりました。

そしてコレ!

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ランチョンマットとして「ハルツ地方漫画のMap」がテーブルに~。

カワイイ魔女たちがたくさん!それに、この地方の歴史も簡単ですが描かれていてpencil

なかなかの力作で可愛いので、お土産がわりにもって帰りました~

『Bad Harzburg』の街のお散歩に話を戻しましょう~。

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商店街が並ぶ遊歩道。家の外観がとても可愛らしい~

出窓の彫刻は「色とりどりのフルーツ」。そして、淡い黄色のペイントがさらに可愛さを~

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Bad Harzburgでは、オオヤマネコを保護動物としているようで、ケイブルカーに乗って山頂公園に行くと、オオヤマネコの餌付けが見れるとか・・・?

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競馬・・・???

競馬場がこの街にあり、ドイツ中の競馬ファンが訪れるそうです。

数年前には珍しい競馬『Seejagdrennen/水濠障害競馬』が開催され、ドイツ人のみなさんは大興奮したとか・・・。水を嫌う馬が、どのように競技をしたのか見てみたいものです。

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通りをどんどん進み広場に到着。数十人のお年寄りグループ(観光ツアー中かなぁ?)が説明を聞いています。

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「これは愉快」な~噴水を囲んでいくつもの像が!

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お茶目。

ちょっと悩ましく。

飲助さんは、ドイツ人そのまんまの姿。

こういうのも「ゆるキャラ」なのかなぁ?

この噴水を「青春の泉」と呼び、4頭身のユーモラスな像がこの街を盛り上げてくれているようです。

・・・ところで、この像のモデルはいったい誰なのでしょうねぇ~note

モデルさんは怒ってないかなぁ?

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魔女の住む街Goslaへ~

ランメルスベルク鉱山博物館を後にし、ゴスラーの街へ再び!

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『Kaiserpfalz/皇帝居城』

ゴスラーの街の紀元~book

922年にドイツ国初代の国王(ザクセン朝ドイツ国王)『ハインリヒ1世』によってゴスラー市が誕生しました。そして王の世代が変わり11世紀に『ハインリヒ3世』の手でゴスラーに皇帝居城が建設され、その後は神聖ローマ帝国の主要な都市としてますます発展していったのです~

皇帝居城内を見学してきましたが、皇帝の間に直接描かれている「壁絵」はそれは見事なもので、皇帝の墓が置かれる地下礼拝堂へ向かう扉の上壁には、グリム童話の「眠り姫」のシーンが描かれていました。(館内写真撮影は禁止だったのでお見せできずに残念です~)

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小高い丘に建つ『皇帝居城』から街を見下ろすと、いつも見るドイツの街並みの風景と違っていました。建物の壁や屋根にはこの土地で採掘された鉱石を使っているようで、茶や濃い灰色の家々が建ち、魚の鱗のような壁や屋根が多くみられます。

今にも魔女がホウキに乗って飛んできそうな~。

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皇帝居城からマルクト広場に向かう途中に小川が流れていて、小川に沿って右折し進むと「水車」が音をたててまわっています。

前日の夕刻、ココで日本から観光にいらしてたご夫婦と出会い少し立ち話を~そして「お世話になった方へのお礼にわたされている」という、貴重な新発売の『アポロチョコ』のおすそ分けをいただきました。

可愛らしい赤を基調としたパッケージのアポロチョコ。「ご馳走さまでした」

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水車を背にして通りを進むと、3階部分がせり出した不思議な造りの木組みの家が~「倒れるんじゃないかなぁ?」と心配だけど・・・

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ドイツ国内のクリスマス・マルクトは12月23日までに終わってしまい、クリスマスは家族だけで静かに過ごしますが、ゴスラーの街ではもう少しの間、クリスマス・マルクトが楽しめるとあって、地元の人はもちろん、観光客でいっぱいでした。

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マルクト広場の東側の建物の屋根には仕掛け時計があり、9:00から3時間おきに4回、鐘で奏でるメロディーが流れると同時に人形が現れます。そしてランメルスベルク鉱山での採掘の様子をみせてくれます~

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マルクト広場の中央には噴水があり、そのてっぺんには黄金の冠をかぶった『帝国の鷲』が装飾されています。

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そして、魔女の街ならではのお酒~(魔法はかかっていないと思いますが・・・)

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ホウキを持った魔女がカフェの前で待ち伏せしています・・・

長い冬が終わりを告げる4月末ころ~魔女たちは冬の終わりのお祝いに悪魔と一緒にパーティを楽しむ為にブロッケン山に集まるそうで~。

是非ともその頃、魔女と悪魔の合コンを観てみたいですね~。

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