カテゴリー「旅日記:オランダ」の記事

ドイツを超えた旅~Holland編   お猿のかごや

Maastricht(マーストリヒト)から東へ23km~rvcar オランダ国の『Vaals(ファールス)』という町へやってきました。

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低地が広がるオランダに、海抜322.5m・・・果たしてこれを「山」と呼んでいいのかなぁ?故郷の『足立山(標高597.8m)』よりも低い山~「丘」のようなオランダの最高峰『Vaalserberg/ファールス山』に、3カ国の国境が接しているポイント『Drielandenpunt/3国国境点』があります。

日本には山梨(甲州)・埼玉(武州)・長野(信州)の3県を跨ぐ『甲武信岳(こぶしだけ)』がありますが、ココも三国境点ですよね。

それに、日本全国に『三国峠』という名前の峠がありますが、これも三国境点なのかなぁ?小田原提灯ならぬ、提灯片手に峠を越えたんでしょうね~。「エサホイサッサ~♪」

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一際目立つ展望台。

3国を行ったり来たりしながら、螺旋階段を昇るのかなぁ・・・?

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展望台の傍に、国境地点~

国境地点の石柱目印の先に、3か国の国旗が風に揺れ、時に訪れた観光客は順番待ちをし、写真撮影を・・・

私たちも「もちろんV」camera

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「せっかくなので~」と、夫と娘は展望台に昇ることに~。私は・・・高いところは大の苦手!下で彼らを見守ることにし、カメラを2人に委ねます。

展望台は有料で、見晴らし台までは階段で昇るもよし!エレベーターで楽ちんに上がるもよし!父娘は試練の階段を迷うことなく駆け上がっていきますが・・・オランダ最高峰の山だけあって、風が強く吹いている様子typhoon足元に気を付けて昇ってください~。

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頂上の展望台からは、それぞれ3国の風景が楽しめたようで~

でも・・・写真ではどれも同じ麓の緑地公園・・・

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どっちの方向の写真なのかわかりませんが、遥か遠くに風力発電の風車?が見えています。多分、ドイツ側かな?

展望台から降りてきた娘の第一声~

「お母さんが昇ってたら、絶対絶叫してチビッテタと思うよsweat01

「だって、階段が金網で出来てて、下が丸見え!sweat01

と・・・

娘にとって、恐怖の螺旋階段だったようでして・・・

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ファールス山を後にして、フランクフルトへの帰路~。

20分ほどでドイツ・アーヘン入り、道路標識がいきなりドイツ語になります~。

無制限のアウトバーンを走行中、渋滞が発生ng

事故渋滞の情報も、工事の標識もなく・・・

3国境点ならぬ「2車線に跨る、バイク集団!」

この集団を抜かして行こうとした車が、バイク集団に囲まれます。

ドイツにもいるんだ・・・こんな集団・・・

何か悪いことをするわけではなさそうですが、「黒ずくめの男集団」は、名探偵コナンでなくても「恐い!」気がします・・・。

 

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ドイツを超えた旅~Holland編   とおりゃんせ

Maastricht(マーストリヒト)の街で、重要な歴史を残している「ちょっと怖げ・・・」なところがあります。

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旧市街を囲むように造られていた「三重の壁」の名残があります。壁伝いを歩いて行くと、分厚い石を幾重にも重ねた壁の前には、当時使われた大砲なのかなぁ?何台か置かれていましたが、それ以外は「普通の街を囲んでいる壁」にしか見えませんでした。

この壁に沿ってさらに歩み、一番古~い壁の途切れた所に『地獄の門/Helpoort』と呼ばれる、何とも恐ろしい門を備えた場所があります。

『地獄の門/Helpoort』について~book
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地獄の門~

当時造られた時から、今のような呼び名だったのかは解りませんが、1229年のブラバント公国時代にヘンリー1世により建てられた城壁の門で、オランダ国内に残っている「最古の門」と云われています。

『地獄の門』とペスト~book

温暖な気候環境を有した『東ローマ帝国』に多くの人が生活をするようになり、ゴミなどの環境問題も発生しました。・・・その為、汚水に群れる「ドブねずみ」の大量発生と、菌を持ったねずみの血を吸った蚤を介して、人々の間でも「ペスト」が流行しました。

その後、一時期は「ペスト」は下火となりましたが、東西自由貿易が盛んだった14世紀に、「ペスト」は再びヨーロッパ全土で大流行し、多くの死者を出す勢いで広がりました

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ペスト患者隔離所

地獄の門の真ん前には、白い綺麗な建物があります。「ナゼ故こんな所に建物が・・・」と思いますが、この建物がペストに感染した人や感染者家族を収容した施設で、「ペストに侵されている人は、誰一人として街の中に入ること」を許されず、街から隔離されたまま多くの人の命が失われたそうです。

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今は緑地公園となっている大きな公園ですが、その昔には隔離病棟がたくさん建てられていたそうです。

当時の面影もなく、今では街の人たちの憩いの場所として、賑やかな子供たちの声が響いていました。

「通りたくても、通ることの許されない・・・」まさにペスト患者さん達にとっては『天国』と『地獄』の境目の分厚い扉の門でした。

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ドイツを超えた旅~Holland編   おなかのへるうた

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『UEFA EURO 2012(2012年欧州サッカー選手権)』でヨーロッパ中で盛り上がっています。オランダは予選グループ『B』で、幸?か不幸!?か宿敵ドイツと同じグループで予選試合に挑むことになりました~。

今回のオランダチームは思ったほど迫力がなく、この時は既に2敗中・・・準々決勝進出は「望み薄いかも?!」オランダの旅先でもサッカーに関しては「何だか湿っぽい雰囲気」で既に諦めきったオーラが漂っていました~

それでも店先にはオランダ=オレンジ色を基調とした数々のグッズ!包丁スタンド?は人型に包丁を突き刺して保管する・・・マジック界の引田天功もびっくりsign03ナント斬新なデザインでしょう~。お馴染みのアヒル君も現代用語でいえば「きもカワ~」です♬
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応援グッズの一つかな?ホテル・ロビーのカウンターで「頑張れオランダ」のカップケーキに娘の目は釘付け状態!「いいのぉ?」と言いながら、一つ手にし「自分だけ」食べてましたdelicious

さて!街中散策前に少しお勉強(*^_^*)

Maastrucht(マーストリヒト)の歴史~book

マーストリヒトには「元々」はケルト人が住んでいましたが、紀元前50年にローマ帝国軍が攻め入り、マース川に現在の“聖セルファース橋”(13世紀に現在の場所に聖セルファース橋はつくられました)の少しだけ上流側に橋を架け、ローマ人たちは生活しやすいように街をどんどん整備をし『マースの渡し場』と呼ぶ居留地を築きあげたのです。

  • 3 世紀   → 要塞がますます強化される。
  • 4 世紀   → 聖セルファーティウスが司教本部を移す。
  • 8 世紀   → 『リエージュ』に司教区地位を奪われる。
  • 8 世紀末 → 北方系ゲルマン人に占領される。
  • 13世紀初 → 都市権を得る。
  • 13世紀中 → 最初の城壁が完成。
  • 14世紀  → 二重の城壁の要塞都市完成。
  • 15世紀後 → スペインの統治を受ける。
  • 18世紀後 → ネーデルマース州の州都となる。

19世紀からのマーストリヒト~book

  • 1815年 → ネーデルラント連合王国建国でリンブルフ州の州都となる。
  • 1830年 → ベルギー独立革命でオランダ側に残留。
  • 1831年 → 列強合意によって、リンブルフ州の東部以外はベルギーに帰属決定。
  • 1839年 → 分割に反対者がいた為に、『ロンドン条約』で最終的には帰属確定。

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ドイツ・ベルギー・オランダの国境にあり、ヨーロッパのほぼ真ん中に位置しているこの街は、20回以上も他国に占領されていたという歴史を持ちます。その為、古い地図を見てもわかるように、敵からの防衛を目的として街をすっぽりと囲むように『壁』を築きました。

壁の内側・空市街地には~camera

Cadf009 Cimg7470 Cimg7473                    左・市役所          中央・市場の女性像   右:聖セルファース教会

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左:聖セルファース教会裏 中央:聖ヤンス教会         右:聖母教会

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聖母教会の入り口をくぐると、正面に15世紀の聖母マリアが愛おしそうにイエスを抱いた像が、幾本ものロウソクの柔らかな灯に照らされて、優しい表情を私たちに見せてくれています。宗教の壁を越えて、自然と左右の手を組み合わせ、静かに目を閉じる衝動にからてしまいます。

・・・と、心洗われたところでしたが、朝からまともな食事をしていない私たち~。「おなかと背中がくっつくぞ♬」

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ドイツを超えた旅~Holland編   花いちもんめ

6月16日(Samstag)

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フランクフルトから車でおよそ4時間(途中ドイツ・デュッセルドルフでラーメンを食べるために寄り道したので遠回りをしてしまいました~)

オランダ南東の端っこにあり、もう少し足を延ばせばベルギー!という所に位置する、オランダはリンブルグ州の『Maastrucht/マーストリヒト』の街を訪れました~

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“Trajectum ad Mosam”(マース川の渡河地点)と呼ばれているこの街の外れでは、紀元前1200年~紀元前500年の旧石器時代の遺構が発見されて、オランダ国内では「最古の街」といわれています。

早速、街中散策へ~shoe

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いきなりお出迎えしてくれたのが「女性バージョンの信号機」。日本国内ではどの信号機のアンペル君は同じだったかな?ヨーロッパの国や同国中でも街によっては信号機のアンペル君も違っていたりして、ちょっとした旅の写真コレクションになったりして楽しいです~。

ポニーテールをなびかせて、颯爽と横断歩道を渡りましょう~

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通りのパン屋さんでちょっと懐かしいパン?を発見eye

子供のころによくおやつで食べていた、佐賀県の郷土銘菓「丸ぼうろ」を大きくした感じ~。懐かしい口触りで、オレンジ・マーマレード風味だったけど、とっても美味しかった~

これを頬張りながら、通りをひたすら真っ直ぐに進みます。

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石畳の通りに「2羽の鴨」がお互いに寄り添って~夫婦かな?

仲良しだね~ぇ

でも、手に持っている先程の「パン」を小さくちぎって鴨の方に投げると予想通り!

「奪い合ってました・・・」

仲良しとはいえ、背に腹は代えられないようですね~

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1番目の観光目標地点!オランダ最古の橋に到着~♬

この街の名前の由来。街のド真ん中を流れる「マース川」

そこに架かる『St.Servaasbrug/聖セルファース橋』は、13世紀に旧市街地と新市街地を繋ぐ橋としてつくられました。

橋の下を船がくぐる時には、この橋は「ギィいーンっupwardright」て上がるようですね~。

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橋の向こうは「旧市街地」です。

それにしても、自転車人口がやたらと多いような・・・

しかも、スクーターを運転する人は「ノー・ヘル」だし・・・

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橋の真ん中辺りで、今来た新市街方向を振り返ってみました~。

ドイツ・ベルギーにほど近い街ということもあるのかもしれませんが、何だか街並みが「オランダらしくない」というか・・・

それもその筈~!「マーストリヒトは20回にも及び、街を支配する国が代わったという歴史的背景から、他のオランダの町とは違う雰囲気を醸し出している~」と、旅行本にも書かれていました。

マーストリヒトの街は過去「花いちもんめ」をしていた状態だったってことかぁ・・・でも、今はマース川の川の流れのように、皆にも穏やかな時が流れているように感じました。

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